2006年11月1日水曜日

海猿

この週末は、特に予定もなく(まぁいつも通り。。)ボーっとしてよかなって感じだったんで例のaprecio行って来た。

で、ひたすら海猿読んでた。

海猿を初めて知ったのは映画だった。新人研修の頃かな。
その時に「原作読みたい」って思ってたのに、なかなか漫画喫茶に行って好きな漫画読むって習慣がなくて。。。この前行ってみつけたんでこの機会に全部読もうかと。

いやぁ~、なんか漫画喫茶1人で行ってるくせに、ひそかに泣いてたり。^^;
だってすげぇいい話なんだもん。

こーいう仕事を実際にしてる人たちがいるんだからね、本当尊敬に値する仕事だと思います。
めちゃかっけぇし、それをこーいう形でみんなに伝えられるこの漫画の作者にも敬意を表したいとも思う。

でも、海の怖さも改めて思い出させられた。
海流がいきなり変わったとき、迷ってエアー残がなくなる怖さ、耳抜きがうまくいかない時の頭の痛さ、、、

やっぱ、海は何も知らないで無事に帰れる程安全な場所じゃないと思う。

その点、自分がダイバー免許取ったときのインストラクターはダイビング協会の偉い人だったから免許取るのは簡単じゃなかった(よね、和哉?笑)。
そんときはめんどくさかったけど、ちゃんと減圧症とか海の中で起こること、陸に上がってからやらなきゃいけないこととかって知識を叩き込まれた俺は、一発で「正規の免許」をもらったんだから幸運だったのかもしれない。
PADIとかで簡単に免許取って、正規に取った人と一緒に潜った後「免許取ったときに教えてもらってない知識があった」っつって他のダイビング団体で取り直す人もいるみたいだしね。やっぱみんな命かかってっから、ちゃんと勉強したいと思うのは当然だと思う。じゃなきゃ死ぬの自分だし。

呼吸って、吸うのと吐くのどっちから始まるか知ってる?
飛行機に乗って血が沸騰しちゃった人の話とか知ってる?

でも、そーいう知識があって読んだ海猿は、痛々しい場面もあった。
水深40mからの緊急浮上。あれは見てて「ありえない死ぬ死ぬ死ぬ~やめろやめろ!!」って。

ただ、海の魅力も同時に思い出させてくれて。

今年は行かなかったけど、去年とか大学の頃に潜った海の中はカニがはさみでカチカチやってる音まで聞こえてくるくらい本当に静かで、熱帯魚とかキレーな魚が自分と一緒に泳いでて、水深30mにも達するくらいになれば日光届かなくなって急激に寒くなって、でもそこにしか住んでない生き物が確かにいて、陸からは見えない世界が広がってて。

いかの卵って枝豆みたいのが光っててすげぇやらかくてキレーだし、たこ壺に入ってるたこはなんかドラクエとかに出てきそうな感じだったし、いそぎんちゃくに代表されるようないろんな生き物が共生してる姿を見るのは、忘れてたもんを思い出させてくれる感じですげぇいいと思う。

海には潜れば潜った分だけ発見があって、世界中の海にまだ俺の知らないオタカラがいっぱい眠ってる。いつか、そいつを見つける旅がしたい。

来年和哉と南の島に潜りに行こうっつってっけど、そいつが楽しみになった週末ですた。

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