2006年8月28日月曜日

映画「星になった少年」

やっと、観た。すごい評判の良かった一本。
ずっと観たいと思ってて、試写会も当たってたのに行けなくて、ちょーど見つけたんで観てみた。

すごいねー、この子。
象と一緒に生きる、というか動物と心を通わせながら生きるのってほんといいなって思った。
相手のこといつも気遣って、信頼しあって。

俺はそーいうの下手で、いっつも俺のしたいように動いてばっか。
でも、それを「楽しい」っつってついてきてくれる仲間がいて、俺もそれでいいと思ってた。

けど、これから少し相手のこと考えてあげられる余裕も身につけてかないとダメだなって思った。
25にもなって、まだこんなこと言ってる俺は、やっぱまだまだだ。

ただ、この映画で一番印象に残ったのは、主人公と象の関係じゃなく、主人公と親との関係だった。
自分の本当の親じゃないにしても、親として頼らざるをえない父親が「連れ子だったお前らを誰が拾ってやったと思ってるんだ!」って怒ったのとは対照的に、タイでの象学校の校長は主人公を「息子」と呼んで卒業するときは涙を流した。
血がつながってないって意味じゃ、この二人の主人公との関係は一緒なのに、あまりにも違いすぎる。

学歴なんか関係ない。人間として、足りないもんがある。相手と心を通わせるってのは、相手のことを思いやれるかどうか。
俺にもそういう部分があるかもしれないと思うと、周りのみんなに申し訳なく思うと同時に、感謝したくなった。

「象になりたい」とは言わないけど、象がそうするのと同じように、俺は人間として、仲間と心を通わせながら気持ちよく生きていきたいと思う今日この頃です。

重なって 少し楽になって
見つかっては ここに逃げ込んで
笑ったこと 思い出して

間違って 少し失って
さまよっては 君に出会って
笑ったこと 思い出して    by ELLEGARDEN

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