2006年5月5日金曜日

本「タイムマシンをつくろう!」

今日、読み終わった本。

 これはちっと時間かかったなぁ。物理学者が、本当にタイムマシンは実現可能なのか?って問題を真剣に考えた本です。こーいうの興味あるんで、おもろく読めたな。ブラックホールや宇宙ひも、ワームホールとか、特異点、光の速さに人間はどこまで近づけることができるかとか。
 個人的には、地球が今の半径の半分、もしくはそれ以上にどんどんちっちゃくなってったら、人間は地表の重力によってどんどんパスタみたいに長細くなってく、でいつかは中心に向かって糸みたくなって中心部に吸い込まれていくことになるだろう、みたいな話がおもろかったです。
 結論から言うと、今はタイムマシンを作ることはできないってことになるらしい。そんなの知ってるよって思うかもしれないけど、じゃーそれでこの本は意味なかったってことにはならないと思う。実現する為にこれとこれとこれとこれと・・・これとこれをクリアすることが必要だ、そしたら実現できるはずだ。って書き方をしてるんだけど、これはいろんなところで使える有効な書き方であり、考え方だと思う。
 問題になるであろう点を考えられる範囲で全て洗い出すこと。それができなきゃ、対策のしようもないかんね。これは俺も大事にしなきゃいけない考え方だと思いました。
 あと、この世界でよく言われる、「タイムマシンはこの先も絶対に発明されない。なぜなら、俺は未来人にあったことがないからだ。」てのは、大きな勘違いらしい。UFOとか宇宙人って例が当てはまるとしたら、この説自体意味がなくなっちゃうんだけど、タイムマシンはそれが完成した時代以降にしか利用できないんだって。
 時空の穴を作れたとして、それを維持することができれば作れたところまでは遡ることはできても、それがない時代には行けないってこと。てことで、SF好きな少年の知ったかですた。w
 あぁそうそう、こーいうタイムトラベルが好きな人にぜひおすすめしたい映画が1本。『タイムライン』。ジュラシックパークのマイクルクライトン脚本です。よかったら見てみてね。俺は、これすっげぇおもろかった。

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