2006年5月13日土曜日

本「データウェアハウスがわかる本」

今日読み終わった本。

 データウェアハウス(通称:DWH)って、聞いたことある人は少ないと思う。それもそのはず、基本的には一般ピーポが使うようなもんじゃない。
 簡単に言うと基幹系システム(企業の一番根っこで動いてるシステムのことね)のDBにある情報を倉庫みたいなとこにタイミングタイミングで保存してって、DBの中に入ってる情報を時系列の観点で分析できるツールって感じ?
 「この商品は年を追うごとに売れてきて、今年はどのくらい行きそうだ。」「関東地区で一番売れてるのはこの商品で、特に東京での売れ筋がいい。けど、他の地区では全然だ。」「この商品を地区ごとに売上を並べるとこうなって、月ごとに並べるとこうなる。前年と比べると明らかにどの地区、どの月でも売上があがってることがわかる。」「今月一番無駄遣いしてるのはどこどこ事業部で、その中でも何月のどこ部がひどい。遊んでたんじゃねーの?」とか、そんなんを分析できるような、言ってみれば企業の経営層の人たちが欲しい情報を扱うツールになる。
 俺がこれから仕事で扱うことになる奴なんだけど、あんま使える人いないみたいね。俺の部ではもちろんいないし、会社でも、業界でも全然いないみたい。せっかくなんで、ちゃんと勉強してってみようかと思ってます。
 世の企業の経営層にいる人たちが何をもとに経営判断を行ってるのか、考え方の共通項みたいなもんが学べそうだし。EBSのセットアップもそうだけど、できる人がいない分野の技術・知識を持ってるってのはこの先自分の武器に間違いなくなっていくと思うしね。そいつは、この先俺がやりたいことに、あって困る情報じゃない。むしろ欲しいと思ってた情報はここで見つかるかもしれない。
 それに思ったのは、このDWH、世の中に出てる本が驚くほど少ない。この1冊探すのに、でっかい本屋4件もまわってやっと見つけたって感じ。経営層の考え方も含めてこのDWHの本が1冊書けたら、それってこの世で俺にしか書けない本になるかもしれない。
 まぁ、そんな感じで頑張ってみようかと。なんか、おもろいおもちゃ与えられたガキんちょみたいな心境です。w

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