今日読み終わったのは、こんな本でした。
市場や業界の価値観、今までの常識自体を一気に変えて、みんなが従ってたハズのルールを自分のモノにする。自分の勝てる土俵を作って、そこに引き込んで勝負する。
そーだよな、こういう考え方じゃなきゃやってけないよな、結局どんな業界も一番初めにやりだした人たちが一番おいしいんだし。相手を圧倒するイノベーション、インパクトがなきゃ「勝負になる」ことはあっても「絶対勝てる」と言えるもんにはならない。相手の御用聞きじゃ相手の求めてるもんしかできない。相手に見えてないとこまで提案するのが本来の仕事のハズ。
こういった考え方を持って、企業の中枢部なり部課の中で注力されるようなポジションにいる人たち、そこを目指そうとしてる人たちには参考になるんじゃないかなと。ただ、もっと上位層にいる人たちは既に経験したり見聞きしたことのある話で、「もう知ってるよ」ってなるかもしれないです。
事例がシルク・ドゥ・ソレイユ、イエロウテイル、サウスウエスト航空、ドコモ、ブルームバーグ・・・と豊富で、すごく参考になりました。ノウハウや、資料としてのまとめ方、考え方は違いがわかりやすくて、「そーかこうやって表現するといいんだ」って思ったんでパクろうと思います。笑
メモ。
■バリュー・イノベーション
イノベーションをともなわずに価値だけを高めようとしても、それだけでは市場で抜きん出るまでにはいたらない。
価値を重視せずにイノベーションだけを実現すると、技術主導で市場のパイオニアにはなれるかもしれないが、えてして買い手には受け入れられない
→バリュー・イノベーションを成し遂げれば、「価値とコストはトレードオフの関係にある」という、競争を前提とした戦略論の常識から解き放たれる。
■レッド・オーシャン vs ブルー・オーシャン
レッド・オーシャン戦略
・既存の市場空間で競争する
・競合他社を打ち負かす
・既存の需要を引き寄せる
・価値とコストのあいだにトレードオフの関係が生まれる
・差別化、低コスト、どちらかの戦略を選んで、企業活動すべてをそれに合わせる
ブルー・オーシャン戦略
・競争のない市場空間を切り開く
・競争を無意味なものにする
・新しい需要を掘り起こす
・価値を高めながらコストを押し下げる
・差別化と低コストをともに追求し、その目的のためにすべての企業活動を推進する。
■ブルー・オーシャン戦略の6原則
策定の原則
・市場の境界を引き直す
・細かい数字は忘れ、森を見る
・新たな需要を掘り起こす
・正しい順序で戦略を考える
実行の原則
・組織面のハードルを乗り越える
・実行を見すえて戦略を立てる
■戦略キャンバス
・既存の市場空間について現状を把握する
■四つのアクション
・付け加える 業界でこれまで提供されていない、今後付け加えるべき要素は何か
・取り除く 業界常識として製品やサービスに備わっている要素のうち、取り除くべきものは何か
・増やす 業界標準と比べて大胆に増やすべき要素は何か
・減らす 業界標準と比べて思い切り減らすべき要素は何か
■アクション・マトリクス
四つのアクションを漏らさず実現して、新たな価値曲線を描く
■優れたブルー・オーシャン戦略の価値曲線の3つの特徴
1.メリハリ
2.高い独自性
3.訴求力のあるキャッチフレーズ
■市場の境界を引き直す6つのアプローチ
パス1:代替産業に学ぶ
パス2:業界内のほかの戦略グループから学ぶ
パス3:買い手グループに目を向ける
パス4:補完財や補完サービスを見渡す
パス5:機能志向と感性志向を切り替える
パス6:将来を見渡す
■戦略をビジュアル化する4つのステップ
ステップ1:目を覚ます
ステップ2:自分の目で現実を知る
ステップ3:ビジュアル・ストラテジーの見本市を開く
ステップ4:新戦略をビジュアル化する
■非顧客層の3つのグループ
第1グループ:市場の縁にいるが、すぐに逃げ出すかもしれない層
第2グループ:あえてこの市場の製品やサービスを利用しないと決めた層
第3グループ:市場から距離のある未開拓の層
■効用を妨げる要因を探り出す重要ポイント
購入:納品:使用:併用:保守管理:廃棄
顧客の生産性:顧客の生産性向上を妨げる最大の要因はどのステージにあるか?
シンプルさ:シンプルさを妨げる最大の要因はどのステージにあるか?
利便性:利便性を妨げる最大の要因はどのステージにあるか?
リスク:リスク低減を妨げる最大の要因はどのステージにあるか?
楽しさや好ましいイメージ:楽しさやイメージのよさを妨げる最大の要因はどのステージにあるか?
環境への優しさ:環境への優しさを妨げる最大の要因はどのステージにあるか?
■顧客の密集する価格帯
ステップ1:顧客の密集する価格帯を見極める
ステップ2:顧客の密集する価格帯の範囲内で価格を決める
■ブルー・オーシャン・アイデアインデックス
効用:比類ない効用はあるだろうか?この製品を何としても購入する理由はあるだろうか?
価格:多くの人々の手に届きやすい価格か?
コスト:目標コストを達成できるか?
導入:導入の障壁にあらかじめ対処してあるか?
■戦略実行にともなう組織面の4つのハードル
・意識のハードル:現状に浸りきった組織
・経営資源のハードル:限られた経営資源
・士気のハードル:やる気を失った従業員
・政治的なハードル:強大な利害関係者からの抵抗
ティッピング・ポイント・リーダーは、きわめて大きな影響力を持つ要因だけにひたすら勢力を傾けて、ブルー・オーシャン戦略の実行を妨げようとする四つのハードルを乗り越える。
市場や業界の価値観、今までの常識自体を一気に変えて、みんなが従ってたハズのルールを自分のモノにする。自分の勝てる土俵を作って、そこに引き込んで勝負する。
そーだよな、こういう考え方じゃなきゃやってけないよな、結局どんな業界も一番初めにやりだした人たちが一番おいしいんだし。相手を圧倒するイノベーション、インパクトがなきゃ「勝負になる」ことはあっても「絶対勝てる」と言えるもんにはならない。相手の御用聞きじゃ相手の求めてるもんしかできない。相手に見えてないとこまで提案するのが本来の仕事のハズ。
こういった考え方を持って、企業の中枢部なり部課の中で注力されるようなポジションにいる人たち、そこを目指そうとしてる人たちには参考になるんじゃないかなと。ただ、もっと上位層にいる人たちは既に経験したり見聞きしたことのある話で、「もう知ってるよ」ってなるかもしれないです。
事例がシルク・ドゥ・ソレイユ、イエロウテイル、サウスウエスト航空、ドコモ、ブルームバーグ・・・と豊富で、すごく参考になりました。ノウハウや、資料としてのまとめ方、考え方は違いがわかりやすくて、「そーかこうやって表現するといいんだ」って思ったんでパクろうと思います。笑
メモ。
■バリュー・イノベーション
イノベーションをともなわずに価値だけを高めようとしても、それだけでは市場で抜きん出るまでにはいたらない。
価値を重視せずにイノベーションだけを実現すると、技術主導で市場のパイオニアにはなれるかもしれないが、えてして買い手には受け入れられない
→バリュー・イノベーションを成し遂げれば、「価値とコストはトレードオフの関係にある」という、競争を前提とした戦略論の常識から解き放たれる。
■レッド・オーシャン vs ブルー・オーシャン
レッド・オーシャン戦略
・既存の市場空間で競争する
・競合他社を打ち負かす
・既存の需要を引き寄せる
・価値とコストのあいだにトレードオフの関係が生まれる
・差別化、低コスト、どちらかの戦略を選んで、企業活動すべてをそれに合わせる
ブルー・オーシャン戦略
・競争のない市場空間を切り開く
・競争を無意味なものにする
・新しい需要を掘り起こす
・価値を高めながらコストを押し下げる
・差別化と低コストをともに追求し、その目的のためにすべての企業活動を推進する。
■ブルー・オーシャン戦略の6原則
策定の原則
・市場の境界を引き直す
・細かい数字は忘れ、森を見る
・新たな需要を掘り起こす
・正しい順序で戦略を考える
実行の原則
・組織面のハードルを乗り越える
・実行を見すえて戦略を立てる
■戦略キャンバス
・既存の市場空間について現状を把握する
■四つのアクション
・付け加える 業界でこれまで提供されていない、今後付け加えるべき要素は何か
・取り除く 業界常識として製品やサービスに備わっている要素のうち、取り除くべきものは何か
・増やす 業界標準と比べて大胆に増やすべき要素は何か
・減らす 業界標準と比べて思い切り減らすべき要素は何か
■アクション・マトリクス
四つのアクションを漏らさず実現して、新たな価値曲線を描く
■優れたブルー・オーシャン戦略の価値曲線の3つの特徴
1.メリハリ
2.高い独自性
3.訴求力のあるキャッチフレーズ
■市場の境界を引き直す6つのアプローチ
パス1:代替産業に学ぶ
パス2:業界内のほかの戦略グループから学ぶ
パス3:買い手グループに目を向ける
パス4:補完財や補完サービスを見渡す
パス5:機能志向と感性志向を切り替える
パス6:将来を見渡す
■戦略をビジュアル化する4つのステップ
ステップ1:目を覚ます
ステップ2:自分の目で現実を知る
ステップ3:ビジュアル・ストラテジーの見本市を開く
ステップ4:新戦略をビジュアル化する
■非顧客層の3つのグループ
第1グループ:市場の縁にいるが、すぐに逃げ出すかもしれない層
第2グループ:あえてこの市場の製品やサービスを利用しないと決めた層
第3グループ:市場から距離のある未開拓の層
■効用を妨げる要因を探り出す重要ポイント
購入:納品:使用:併用:保守管理:廃棄
顧客の生産性:顧客の生産性向上を妨げる最大の要因はどのステージにあるか?
シンプルさ:シンプルさを妨げる最大の要因はどのステージにあるか?
利便性:利便性を妨げる最大の要因はどのステージにあるか?
リスク:リスク低減を妨げる最大の要因はどのステージにあるか?
楽しさや好ましいイメージ:楽しさやイメージのよさを妨げる最大の要因はどのステージにあるか?
環境への優しさ:環境への優しさを妨げる最大の要因はどのステージにあるか?
■顧客の密集する価格帯
ステップ1:顧客の密集する価格帯を見極める
ステップ2:顧客の密集する価格帯の範囲内で価格を決める
■ブルー・オーシャン・アイデアインデックス
効用:比類ない効用はあるだろうか?この製品を何としても購入する理由はあるだろうか?
価格:多くの人々の手に届きやすい価格か?
コスト:目標コストを達成できるか?
導入:導入の障壁にあらかじめ対処してあるか?
■戦略実行にともなう組織面の4つのハードル
・意識のハードル:現状に浸りきった組織
・経営資源のハードル:限られた経営資源
・士気のハードル:やる気を失った従業員
・政治的なハードル:強大な利害関係者からの抵抗
ティッピング・ポイント・リーダーは、きわめて大きな影響力を持つ要因だけにひたすら勢力を傾けて、ブルー・オーシャン戦略の実行を妨げようとする四つのハードルを乗り越える。
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