年始に、毎年恒例となる温泉旅行に行ってきました。
今年2020年は熱海へ。
ちなみにさかのぼってみると、こんな感じで毎回違う温泉を訪ねていました。
2019年:勝浦
2018年:なし(自分の仕事の都合)
2017年:河口湖
2016年:鬼怒川温泉
2015年:伊東温泉
2014年:ハワイアンスパリゾート
2013年:伊香保温泉
2012年:箱根
1泊だけだけど、毎年家族で顔を合わせてゆっくり話す機会になっている、楽しみな旅行。
今年は「自分のためにも記録を残す」ことをしっかりやっていきたいので、早速書いてってみます。(結構、写真は残っていても文章がないと忘れてしまうことも多くて。。)
まず、熱海へ。今回は踊り子号に乗りたいメンバーは踊り子で。僕は砂川七番からモノレールで多摩センターまで1本なので、そこから小田急で小田原乗換で熱海へ向かいました。小田原駅はちょうど箱根駅伝のランナーが来る前後だったので、移動が困難になるくらいごった返してましたね。箱根登山鉄道は2本待ちくらいに行列ができていて、「今から箱根に行っても間に合わないので、小田原で見てください」ってアナウンスが流れてました。
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熱海駅着 |
熱海駅で合流してみると、熱海駅もすごい人の数。一時期閑散としていたらしいけど、それなりにこの辺りは復活しているみたいですね。家族連れで訪れている人が半分以上、あとはおじいさんおばあさんたちだけでゆっくりって感じの人たちもちらほらって感じ。
お昼集合だったので、早速海の幸を堪能しようと飲食店を探すも、そういう状況で駅の近くのお店はどこもいっぱい。。少し離れたところで「熱海漁師めし どろめ 7号店」がおいしそうだったので入ってみました。(静岡県熱海市咲見町7-32)
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どろめ外観 |
頼んだのは、「どろめ丼」。いくつかの人気のネタを選択肢に3色丼がつくれるんですが、僕はネギトロ・いくら・釜揚げしらすを選択。どのネタも本当においしくて、気がついたらなくなってました。。ここ、本当においしいすよ。熱海訪れたらぜひ。^^
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おすすめの3色「どろめ丼」 |
今回の旅行はノープランでその場で決めていくスタイルの割には、最初のお店にすんなり入れておいしいものにありつけて、幸先のいい1年になりそうかも!
お腹もふくれたところで、宿に荷物を預けて少し散策。潮の香りとか砂浜を歩いたりとか久々だったので、テンションも上がりますな。
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砂浜と熱海城 |
向かった先は、熱海城。大きなまちではないので、砂浜や海岸沿いをゆっくり話しながら歩いて、アタミロープウェイで登ってすぐ。これ乗ったの、調べてみたら2007年以来でした。もう干支ひとまわりしてたなんて。
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アタミロープウェイ |
熱海城は、観光用につくられた城で戦国時代にはここに城があったわけではなかったそうですね。まぁ、熱海はあまり歴史の舞台にはなっていない地ですし城はいらなかったのかもしれないですね。
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熱海城外観 |
熱海城に入ると、大きな金の鯱が。これは見覚えある。12年鎮座していたんですね~。中の展示はまったく覚えがなく、多分前回に来たときはしっかり観てはいないと思われる。。
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金の鯱 |
熱海城の展望台では、熱海の全景を一望!これを見せるためにこの城は立てたんでしょうね。正月の快晴に恵まれて、いい景色が眺められました。
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熱海全景 |
ロープウェイを降りて宿に戻り、温泉でゆっくりしてから夕食。夕食では大きなお刺身の船なんかも出ちゃったり、正月らしい豪華な食事を堪能させてもらいました。いや~、絶対食べすぎ。。でもおいしい料理は話を盛り上げるし楽しい時間でした。
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盛り上がる舟盛り |
そして一晩寝て、朝の温泉に浸かったのちに今日は家族で初詣に来宮神社へ。やはりお正月ということもあって、すごい人出でしたね。この来宮神社は熱海の地主の神様なんだそうな。今年も家族が健康で、幸せに暮らせますように。
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来宮神社 |
そして、この来宮神社には樹齢2,000年となる大楠があったので見てきました。全国でも2位の巨樹、幹周り24mってすごい。こんな風に自分の土地にどっしり根を下ろして暮らしていけるといいなぁとか。
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樹齢2,000年の大楠 |
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人間との大きさの比較 |
さすがに大きかったですね。。奥多摩にも倉沢のヒノキって千年ヒノキがありますが、スケールはこちらの方が大きいですね。2,000年前って、西暦と同じくらいか。人の歴史を一緒に生きてきた樹、なんですよね。。ありがたや。
そして、大楠の傍らにはこんな碑も見つけました。八重の桜でその人物像を知ることになった徳富蘇峰先生、オピニオンリーダーとしての生涯の最期はこの熱海だったのですね。「情報発信」に注力したい自分としては、これも幸先のいい出会いになりました。
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蘇峰先生の碑 |
そんな来宮神社に来た記念に、なにかひとつ身につけられるものをと五色のひょうたんのお守りを入手。敷地内に五色の杜という休憩施設があり、五臓の意味を込めたお守りとのことで食べ歩きが好きな自分にもぴったりかなと。今年も健康第一でいきたいすね。
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ひょうたんお守り |
帰り道には、お稲荷様にもご挨拶。鳥居のトンネルが絵になります。
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鳥居のトンネル |
来宮神社をあとにして、次の目的地として今回向かったのはMOA美術館。タクシーのおじさんに「モア美術館」と目的地を告げたところ伝わったは伝わったのですが、「読み方はエムオーエー美術館だよ」と教えてもらいました。海の見える美術館で有名なだけあり、すごい急坂を登った先にありました!
道中の景色もよくて、空気がきれいな冬、天気快晴のタイミングで来れてよかった~!
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MOA美術館入り口 |
ぽかぽか日当たりの気持ちいい庭があり、美術品だけでなく海の絶景もとても楽しめるところでした。昨日、熱海城で熱海全景を見て満足していましたが、段違いに広々していていいですね!
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景色を眺めてのんびり |
美術館の中にはしっかりした能舞台があり、洋式の美術館だと思っていたら日本の美もとても大事にしていることが伝わってきました。ちょうどこのあと、獅子舞があるとのこと!正月感ありますね~!
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能舞台 |
他にも、金色の茶室があったり。これいくらかかってるんだろう。キラキラしてて、僕は中に入っても落ち着けなそうかも。。^^;
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金色の茶室 |
ちょうど尾形光琳の展示をしており、屏風絵や作品群の数々を見せてもらうことができました。目にしたものを形に残すすごい才能を実感。こういう人と話してみたら、どんな話ができたろう。
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尾形光琳 秋草図屏風 |
そして、MOA美術館には国宝が3つあるそうですが、そのうちの1つを今回は見ることができました。それがこの「色絵藤花文茶壺」。藤は好きな方なので、じっくり見てきました。
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国宝 色絵藤花文茶壺 |
そしてしばらく展示を見た後に、獅子舞!能舞台で運よく真正面の前の方に座れたので、獅子舞正面からの写真をどうぞ。
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獅子舞 |
後ろの板張りの松が絵になりますね。新年らしく、ラストは獅子が新年をお祝いしてくれました。
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獅子舞からもお目出とう |
そんなこんなでMOA美術館、2-3時間はかかるボリュームのある美術館をゆっくり見て回って、ひと息ついたところで終了。いやぁ、景色も展示も正月の催しも堪能させてもらいました。
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ガラス張りの景色が1枚の絵のよう |
そして熱海の駅に戻って、今回の家族旅行は現地解散。おつかれさまでした。
自分はせっかく熱海まで来たので、ちょっと寄ってみたかったスポットを巡って帰宅することにしました。
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湯河原駅へ |
訪れたのは熱海から1駅の湯河原。こちらで行ってみたかった記念館や美術館に立ち寄ってみました。正月休みでもやっているかなと思ったのですが、戦果はあまり上がらず。。
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西村京太郎記念館 |
まずは西村京太郎記念館へ。入口まではたどり着いたのですが、ここは閉館中でした。1/4(土)スタートとのこと(訪れたのは1/3)。残念。
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閉館。。 |
気を取り直して、次は近くのかぼちゃ美術館へ。
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かぼちゃ美術館外観 |
残念ながら、ここも撃沈。。そうか、観光地でも休んでいるところは休んでいるんだなぁと、諦めて次の目的地へ。お次は、人間国宝美術館。
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人間国宝美術館入口 |
ここは人間国宝の作品ばかりを集めた美術館。さっきのMOA美術館は国宝となった作品を見ることができましたが、ここは「人間国宝」となった人の作品を集めた美術館とのこと。あまり格調高い施設という印象もなく、勢いのある作品が所狭しと並んでいて、まるで作者たちの同窓会みたいな印象の美術館でした。^^
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外には岡本太郎作品 |
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小平の平櫛田中作品も |
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かぼちゃ美術館は入れなかったけど草間彌生作品 |
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こんな美人画も(鏑木清方作品) |
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そしてピカソの作品もたくさん |
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反対側には岡本太郎作品 |
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こんなカラフルな焼き物も |
そして、なんと湯河原では細川元首相も作品作りに励んでいるそうですね。人間国宝にはなっていないですが、評価を高めているとのことで細川元首相の作品もいくつも置いてありました。
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