薄桜鬼の最初のシリーズ最終巻。もう最終巻だけど戊辰戦争の転戦をどこまで描くのか、と思ったら初期の京都編の終わりまででしたね。何か、強敵と出会いさらなる強さを求めたり、誰かを守れる強さを手にするためだったり、戦う中で傷ついた体を戦線に復帰させるためだったり理由があって新撰組の各メンバーが劇薬に手を出す様は、現代のドラッグがはびこる理由にも重ねられました。ダメと言われても、戻れないとわかっていても、今の戦況を覆すためなら手を出さざるをえなくなる。強さを求めるってことと両面性のあるものとしてドラッグを捉え直さないと、「ダメゼッタイ」とか言っていてもその背景に手を打てないなら効果はないのかも、とか思った1巻でした。歴史的には続きがまだあるので、これは続編見たくなる終わらせ方でしたね。。
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