2007年4月4日水曜日

映画「ニキータ」

著者 :
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
発売日 : 2015-12-16
先週飲み続けでだいぶ疲れてたんで、早めに帰ってきて観てた映画。
リュックベッソン監督作品で、不良少女が政府の機密機関に。。て話。

ん~、ちょっと感想の難しい話だった。
やるか死ぬかって状況の中では、どんなに嫌なことでもやらなきゃいけなくなる。

どんなに本意ではなくとも、やらなきゃやられるって状況に陥れば人はなんでもやっちまうんだろう。
だから、人に自分の言うことを聞かせたければ、そういう状況に落とし込めばいい。

それを平気でやってのける政府も政府だけど、世の中の犯罪事件ってそーいう精神的に追い詰められてる人がやってるのも中にはあんだろーなって思いました。

物騒な世の中になったもんすね。コワイコワイ。

で、こっからは分析です。
テーマは、【何故こんなことをしなきゃいけない事態になったのか】。

まず、競争社会の中で生きていく為のライバルへの接し方は、2つ。
敵対するか、仲間にするか。

仲間になってもらえれば心強いけど、敵対した場合は負けたくない。
そんで勝つための手段も、2つかな。
自分の能力を上げるか、ライバルを蹴落とすか。

ライバルを蹴落とすだけなら、自分が頑張る必要はないし、楽チン。
けど、それじゃ自分の成長はないっすよね。
でも、絶対に負けられない戦いなら、それも正しい判断となり得るのかもしれない。
で、誰かに「やってこい、嫌とは言わせない」と。

・・・。

そーいう考え方って好きじゃないなー。
俺は今までに仲間になった人たちと一緒に、相手に負けないように「何しようか、どうしようか」って考えながら、みんなでみんなの力を伸ばしていくのを楽しんでいきたいなと。
そんで相手に勝ったり負けたりしながらちょっとずつ自分の成長も感じられたらいいのかなって思いますね。
今んとこ負けて失うもんもそんなにないことだし。

俺が成長することが仲間の誰かを助けることにつながって、仲間が成長することが俺の助けにもなる、そういう関係をみんなで築いていけたらいいんじゃねぇかな、なんて思います。
1人で生きてるわけじゃないから。

関係ないけどひさびさにフランス語の映画を観て、まだちょっと覚えてる自分が嬉しかったり。笑

あと、登場人物の中じゃ主人公の旦那さんの地味だけど安心できる感じは好感が持てました。
あーいう人がいると周りの仲間は精神的に安定しそう。

俺には自分でこの先の自分の道を選べる自由がある。
この自由は、大事にしていたいかなと思いました。

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